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本田のVVV、自動降格免れる 欧州リーグ

2008年04月22日11時14分

 【フェンロ=村上研志】オランダ1部でリーグ4連覇を果たしたPSVは、シーズン途中から指揮を執った前J1名古屋監督のフェルフォーセン氏の采配も光った。MF本田圭佑が所属するVVVは自動降格を免れ、来月、1部残留をかけ入れ替え戦に臨むことになった。

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優勝を決め喜ぶフェルフォーセン監督=ロイター

■「助っ人采配」で頂点

 シーズン中に2度指揮官が代わったPSVが、4季連続21度目のオランダ王者に輝いた。最後に美酒をもたらしたのは前J1名古屋監督のフェルフォーセン氏だった。

 名古屋を退任した後は監督引退と決めていた。だが、昨秋、クーマン監督をバレンシア(スペイン)に引き抜かれたPSVから後任の打診を受けて撤回。コーチが臨時に指揮を執ったPSVを今年1月に引き継いだ。ちょうど名古屋の教え子、本田のオランダ移籍と重なった。

 本田の苦闘とは対照的に、母国の名門をしっかり軌道に乗せた。2月までの9試合で7勝2分け負けなし。終盤はアヤックスに追い上げられたが、逃げ切った。「最後は重圧があったが、我々は真に優勝に値する」と4カ月足らずの指揮を振り返った60歳は、満面の笑みで本拠のファンに応えた。来季はすでに後任が決まっており、今度は本当に引退になりそうだ。

■「幸せ」に笑顔なく

 6連敗中だったVVVが大一番で快勝した。同じ時間帯の試合に敗れた17位のチームと入れ替わり、自動降格の危機を脱した。「底力が出た」と本田。「幸せ」とも言ったが、笑顔はなかった。

 最終戦は「自分の立場を考えてもプレッシャーだった」という。1月に加入した時は13位。上位をめざすための助っ人のはずが、チームは計10敗(3勝2分け)を喫し急降下した。この日で先発12試合となった本田が「満足できない」と振り返ったのは、責任感を感じてのことでもある。助っ人の意地もかかる残留争いは5月1日に始まる。

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