現在位置:asahi.com>スポーツ>サッカー>海外> 記事 マンU、成長の証し ベテランと若手が融合2008年05月13日11時18分 同勝ち点で迎えた最終戦とはいえ、マンUは得失点差でチェルシーに17差を付けていた。白星イコール優勝。単純に考えて選手は集中した。 前半33分、待望の先制点をロナルドがPKでもたらす。後半35分、ギグスの追加点が決定弾だった。終了の笛。チェルシーはまだ試合中だったが、チームは歓喜に踊った。 「きつい試合だった」。そうテレビで話すファーガソン監督の表情は、しかし、喜びで上気している。指揮21季目で10度目の優勝を飾った。 タイトルを貪欲(どんよく)に追い続ける。大型補強は毎年のこと。この日のゴールで計31得点の得点王になった23歳のロナルドは、ベッカムの後釜にと目を付けた選手だ。 ベテランを息長く起用することにもたけている。欧州CLのバルセロナ戦で決勝点をあげたスコールズが33歳なら、ギグスは34歳で、ともにユース上がり。ギグスは他大会を含めた出場が758試合となり、ボビー・チャールトンのクラブ記録に並んだ。「欲しかった2点目を(GK以外で)最年長の選手が取るとは」と監督は目を細めた。 ベテランと若手が融合したチームについて「つねに成長している」と誇らしげだ。次に優勝すればマンUはリバプールが持つリーグ記録、18度に並ぶ。「その日は来る」。かつて引退を表明したのがウソのように、66歳の意欲は枯れない。(村上研志) ■チェルシーに遠かった首位 チェルシーはついに一度も首位に立てなかった。昨年9月にモウリーニョ前監督が突然退任した後、無名だったグラント監督が内部昇格した。だが、ドログバが移籍志願を口にするなどチームは動揺し、一時は8位も経験。実力を疑う目にさらされ続けたグラント監督は「簡単なシーズンではなかった。我々はとてもいい復調を見せた。だから誇っていい」と自分と周囲を納得させるように総括した。 PR情報この記事の関連情報サッカー
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