チェルシーの攻撃のカギを握るドログバ(左から2人目)。左はバラック=AP
クラブ王者を決める欧州チャンピオンズリーグ(CL)は21日(日本時間22日)、モスクワで決勝が行われる。大会史上初めて、マンチェスター・ユナイテッドとチェルシーのイングランド勢同士の対戦。互いに手の内を知り尽くした相手と1回勝負で雌雄を決する。(ロンドン=村上研志)
マンUがチェルシーをおさえて優勝したプレミアリーグの最終日から1週間。負傷していたチェルシーの主将のDFテリー、FWドログバらが回復し、ともにベストの布陣で決戦に臨めそうだ。
今季は3度対戦して五分。昨年8月、ウェンブリー競技場での試合は引き分け。プレミアでは本拠のチームが勝った。昨年9月がマンU。チェルシーが先月、雪辱した。
負けた時のマンUはMFロナルドが控え。CLトップの7得点を含め今季公式戦41得点の23歳は、ルーニー、テベスの両FWとの連係で相手を混乱させてきた。だが、この試合はけがをしたルーニーとの交代出場で、マンUは後手に回った面があった。
チェルシーは先月の対戦でMFバラックが2得点。守勢が予想される今回はどれだけ攻められるか。CL準決勝のリバプール戦で鬼気迫る働きだった1トップ、ドログバに再び起点の期待がかかる。
マンUのDFビディッチが前回、ドログバに不慮のひざげりを受けて負傷退場したという因縁もある。
マンUはCLで5試合連続無失点中。意外にもCLでは初対戦となるチェルシーに勝てば、99年に続き無敗で頂点に立つ。