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伊・仏、優勝争いの軸 サッカー欧州選手権

2008年6月7日11時48分

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写真イタリアの攻撃の核となるトニ=ロイター写真ジダン引退後のフランスの攻撃を引っ張るリベリ=AP写真フェルナンドトレス(右)らスペインは実力派の若手がそろう=ロイター

 欧州選手権が7日(日本時間8日未明)、開幕する。スイス、オーストリアの共催で、16カ国が欧州王者をめざす。決勝はウィーンで29日。06年ドイツ・ワールドカップ(W杯)で決勝を戦ったイタリアとフランスは主力がほぼ残る。熟成を重ねた両チームは今回も優勝争いの軸だ。

 W杯で12得点を10人で“分担”したイタリアは、トニが強さと決定力を増した。31歳の遅咲きストライカーは今季のドイツリーグと欧州連盟杯で得点王。MFトッティがいなくなった攻撃を前線で引っ張っている。ただ直前に主将のDFカンナバロが負傷離脱し、自慢の堅守に不安を抱えた。W杯と欧州選手権を続けて優勝すれば、00年のフランス以来だ。

 ジダンが引退したフランスは、W杯で脚光を浴びたリベリが攻撃の軸。アンリ、アネルカのFW陣は今季いま一つだが、ベンゼマ、ナスリという、いずれも87年生まれの若手攻撃陣に勢いがある。W杯のリベリのように、大会中に化ける可能性のある新星候補たちだ。

 旬の若手がそろうのはスペイン。移籍したリバプールで得点を量産した24歳のFWフェルナンドトレス、21歳にしてアーセナルの要となったセスクらW杯組が力を付けた。加えて、W杯後に招集された22歳のドリブラー、シルバも主力に食い込んだ。攻撃の軸を長く背負ってきた30歳、ラウルがいないのは象徴的だ。今年の親善試合でフランス、イタリアに連勝し、44年ぶりの優勝に期待が高まる。

 W杯3位のドイツは主将バラック、4位ポルトガルはMFロナルドの大黒柱が所属クラブで絶好調だったのが頼もしい。(ロンドン=村上研志)

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