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名門・横浜マ、残留争い チームまとまれず

2008年7月21日6時18分

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(20日、鹿島2―0横浜)

 前半に2点目を失うと、横浜マの中沢がゴールポストをたたいて悔しがった。得点した興梠に反転を許したのは河合。アシストしたマルキーニョスにかわされたのは松田だった。

 若手はもっと戦う気持ちを出すべきだ――。そう言ってきたベテラン守備陣が、もろくも崩された失点だった。

 ハーフタイムにピッチから引き揚げる全員がうつむいていた。試合半ばで6連敗を受け入れたようなものだった。

 一丸になって戦う雰囲気が出てこない。その伏線は今春にさかのぼる。現在の木村監督が、フロント側でチーム強化を担当する前職のチーム統括本部長に就任したのは、解任された桑原・前監督を含む今季の陣容が固まった後。木村氏と、自分が選んで監督になったわけではない桑原氏との信頼は深まらなかった。関係者によると、直接話し合うことさえまれだったという。

 5月以降に勝てなくなると、選手が監督人事を気にするのは早かった。そんな時、影響力のあるベテランがメディアを通じ若手を批判した。

 ハーフタイム、先発から外されたブラジル人のFWロニーが控室で雰囲気を盛り上げた。後半、一人ひとりは必死に走り、攻め、守った。しかし連係が悪い。好機では個々が力みすぎた。これでは首位を争う鹿島のようなチームには歯が立たない。

 「なかなか開き直れない。自分も自信をなくしている」と松田。J1残留ラインで低迷する優勝3度の名門クラブの戦いは、苦しいものになりそうだ。(忠鉢信一)

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