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岡田ジャパン初黒星 裏突く作戦、裏目に バーレーン戦

2008年03月27日11時11分

 日本のサッカーはどこへいってしまったのか。

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後半、バーレーンにゴールを許し、ぼうぜんとするGK川口ら日本代表の選手たち=越田省吾撮影

 小気味のいいショートパスの連続。相手に先を読ませない連係プレー。タイミングのよい個人技。そういう日本の良さをまるで出せなかったのだから、スコアは0―1だが完敗だ。

 日本のフォーメーションに合わせた布陣でバーレーンは1対1の勝負に持ち込んできた。日本は球を持っても追い込まれ、逃げのパスと場当たり的なドリブル勝負しかできなかった。

 「接近・展開・連続」を標語にチーム作りを始めた岡田監督の狙いは、こういう場面をショートパスで切り抜けて、チャンスにすることではなかったのか。

 実際には、囲まれた相手に球を奪われ、逆襲を浴びてのピンチの連続。試合は終始バーレーンのペースだった。いつ失点してもおかしくないピンチが続いた。

 ドバイでの合宿でMF中村憲が言っていた。岡田監督は「理想を目指すより、目の前の相手に勝つためにどうしたらいいかが大事」という考えなのだという。バーレーン戦に向けての合宿は、FWへの縦パスをきっかけに相手を崩す攻撃。強調されたのは「相手の裏を突け」だった。それが、日本の良さが消えるきっかけだった。

 オシムが作った緻密(ちみつ)なサッカーを壊しただけでなく、岡田監督自らが手がけ始めたスタイルまで手放した。残ったのは、日本本来の姿とは似ても似つかぬサッカーだ。これは迷走の始まりかもしれない。

 (26日、バーレーン1―0日本)

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