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持ち味と気迫出せず 岡田ジャパンつまずき

2008年03月27日15時40分

 持ち味も気迫も出ていない敗戦。岡田監督自身が「最悪のシナリオ」と吐き捨てた内容だった。

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無得点でバーレーンに敗れ、ぼうぜんとする(右から)巻、大久保らFW陣=越田省吾撮影

 個々が球を出したい場所に味方がいなかったのが苦しんだ最大の要因だ。MF中村憲が球を持ったまま周囲をきょろきょろ見回す場面も。選手は口々に「運動量がなかった」とうなだれた。短いパスをつなぐ特徴はなかなか出なかった。

 そうなると攻めは単調になる。DFが球を持つと、焦って左右のMFに長いパス、さらに中央にクロスで折り返す展開を繰り返した。先読みされ、体格で上回る相手に跳ね返された。スピードで裏に抜け出すプレーが持ち味のFW大久保は「(ヘディングの)競り合いでは勝てない」と自嘲(じちょう)気味だった。

 オシム前監督時代からパスサッカーの中心で、この日はベンチスタートだったMF遠藤がトップ下の位置に入ったのは後半11分。「ボールを落ち着かせないと」と前線に近い位置で球を持つと、味方が動くタイミングをはかって手放した。連動性は出た。ただゴール前を厚くするバーレーンの守備を崩せなかった。

 中東特有の蒸し暑さが何か影響したかと聞くと、選手は「涼しかった」と否定する。MF山瀬功は「相手のプレッシャーのかけ方がすごかった」と敗因を語った。

 いつもはひょうひょうと闘志を内に秘めるタイプ、遠藤がこう振り返った。「相手より走っていなかった。走れるかどうかは気持ちの問題」

 (26日、バーレーン1―0日本)

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