現在位置:asahi.com>スポーツ>サッカー>日本代表> 記事 寺田、日本代表初招集 32歳の涙2008年04月19日11時35分 17日に発表された日本代表候補メンバー(28人)に、Jリーグ創設後では最年長となる初招集の選手が入った。DF寺田周平(32)=川崎フロンターレ。21日から23日まで千葉県内で行われる合宿で、W杯3次予選に臨む日本代表入りをアピールする。 17日の練習前に川崎の強化担当者から呼び出された。「おれ、何か悪いことやったかな」と思いながら、告げられたのは代表候補入り。「信じられない。我が家で今まで話題にも上らなかった」と照れ笑いを浮かべた。 日本代表の岡田監督は「年はいってるが、強さと速さがある。予選の厳しさの中では、(彼のような)経験も必要になる」と評価。189センチ、80キロ。大きな体の割にスピードがあるのも魅力。30メートル走はクラブで3番目を誇る。 苦労を重ねたプロ10年目。東海大卒業後、横浜マリノスに入る予定だったが、メディカルチェックで不合格に。母校で1年間のサッカー浪人生活を送った当時のことを尋ねられると、言葉に詰まった。ポケットからハンカチを取り出し、涙をぬぐった。小さく背中を丸めてむせび泣いた。 「大学を卒業したにもかかわらず、親にサッカーを続けさせてもらった。大学の先生を始め、いろんな人に支えられた。まだ候補とはいえ、いい形で恩返しできる……」 恩師の宇野勝・東海大サッカー部総監督にもすぐに電話で報告。「選ばれて遅すぎるということはない。『候補』が取れるようにがんばれよ」。浪人中に所属クラブを一緒に探してくれた師の言葉を胸に、合宿に臨む。(坂上武司) PR情報この記事の関連情報サッカー
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