見送りのサポーターと握手するオシム氏
サッカーの前日本代表監督で、昨年末に日本協会アドバイザーを退任したイビチャ・オシム氏(67)が4日、自宅があるオーストリアに向けて成田空港から離日した。J1千葉の監督時代も含めて03年から過ごした日本でのサッカー生活に別れを告げた。
空港には千葉のサポーターを中心に約300人が見送りに訪れ、日本代表の阿部(浦和)や北京五輪代表監督の反町氏らも駆けつけて別れを惜しんだ。
オシム氏は「多くの人に見送られ、うれしい。オシムが日本にいたことを忘れていない証拠。私も日本を去りたくない」と感激した様子。「泣いたのは私の人生の中で数えるほどしかないが、今日はそのうちの1回になるかもしれない」と話した。
脳梗塞(こうそく)から順調に回復してきたが、万全ではない。搭乗前も貧血状態になって座り込み、最後は車いすで移動した。当面はオーストリアでリハビリを続ける。