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浦和FW田中達 闘志胸に「全力で打った」

2007年06月18日12時56分

 「思いっきり打つだけでした」。FW田中達が相手GKの腕をはじいてねじ込んだ浦和の先制点。思いのこもったシュートだった。

 前半3分、味方FWワシントンのシュートのこぼれ球に反応した。リーグ戦の得点は、昨年9月の京都戦以来。直後、ワシントンに飛びついた。「うれしかった。何とも言えない」

 一昨季の05年10月に右足首を骨折した。一度は復帰したが、昨年末、治療で埋め込んだボルトの除去手術を受け、今季はこれまでリーグ戦でのベンチ入りはなかった。

 6月上旬に中国であったA3チャンピオンズカップで復帰を果たし、満を持してのリーグ戦初先発。「出られなかった分を取り返そうという気持ちでグラウンドに立った」。技術、体力の出し惜しみは一切なかった。

 得意のドリブルはもちろん、ボールを持っていない時の動きが際だった。前線で相手の背後を狙う細かい動きを繰り返し、FC東京の守備ラインのパス回しでは常に追い続ける。いらついた相手DFに倒されてもすぐに立ち上がった。

 2トップを組んだワシントンは「彼がいると、(マークが分散するので)自分も余裕を持ってプレーできる。体力、試合勘も戻って怖い選手になるだろう」。首位ガ大阪を追うチームにとって頼もしい復帰だった。

 後半28分に退いた際、ベンチにへたり込むようにして座った田中達。心地よい疲労感だったろう。〈17日、浦和2―0FC東京〉

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