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日本、監督・選手互いに距離
2006年08月25日10時29分
決勝トーナメント進出は逃したが、日本は健闘した。米大陸予選で五輪王者のアルゼンチンを下したパナマを破り、前回4強のニュージーランドにも勝つ寸前までいった。大方の予想を上回る戦いぶりだった。
 第1クオーター 折茂がシュートを決める
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高さや身体能力で上回る相手に、守備力と組織プレーで対抗した。全員が粘り強く動き回って相手のパスコースを阻み、ボールを奪っては速いパス回しで得点につなげる。ジェリコ・パブリセビッチ監督(55)のもと4年間、毎夏の欧州遠征を含む強化合宿を重ね、走力を鍛え抜いた。成果はたしかに示された。
惜しまれるのは、バスケット王国クロアチアで実績を残したその名将と選手の信頼関係が大事な試合で崩れたことだ。
18点差を覆され、残り31秒で逆転負けしたニュージーランド戦。「最後に足が止まった」とベテラン選手らはうなだれたが、ベンチにまだ元気な交代要員もいた。
「勝ち慣れていないとリードしている状態が怖いのか。大事な場面でミスが増えていく状況は理解に苦しんだ」と監督。選手への不信感から自身あきらめムードに陥り、打てる手を残しながら敗れた感は否めない。
世界を知る指揮官と選手が互いの距離を埋めるには、まずは選手たちが、経験を経てさらに成長する必要がある。チーム最年少の川村(20)は「国を代表して戦うことの重みを実感した。毎日が勉強だった」と振り返った。12人中9人が世界大会初出場というメンバーにとって、夢を目前で逃した悔しさはその糧となるはずだ。
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