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福岡国際マラソン


 
ペースメーカー表舞台 記録を左右、時には主役

 マラソンのテレビ中継で「元気に先頭を走っていた選手が、なぜ突然いなくなったのか?」と不思議に思った経験のある人は多いだろう。途中で消えるこのペースメーカーと呼ばれる選手は今まで国内で公にされてこなかった。12月7日に開かれる福岡国際マラソンで初めて公表された。ペース設定も分かり、見る楽しみが増えそうだ。

 海外ではロンドン、ロッテルダムなど主要レースのほとんどがペースメーカーを使い、好記録誕生に大きな役割を担っている。福岡でも、90年ごろから海外招待選手がペースメーカー役として走ってきた。

 陸上には助力を得てはならないという規則がある。ペースメーカーがこれにあたるかどうか意見が分かれ、日本陸連は公にできなかった。国際陸連が昨年、助力ではないという見解を示し、日本陸連も今秋「記録挑戦への協力者」として表に出すことになった。

 ペースメーカーは、しばしばレース内容を大きく左右する。例えば5キロ15分0秒の設定でも、1キロ3分のイーブンペースで引っ張れないと、選手は揺さぶられ、終盤の失速にもつながる。選手たちも「今回はだれが引っ張るのか」と情報に敏感で、最近失敗したペースメーカーだったりするとがっかりする。

 高速レースを演出する陰の功労者といったイメージを持つが、最近は思わぬ活躍も目立つ。

 世界最高が出た今秋のベルリンでペースメーカーだったサミー・コリルとティタス・ムンジ(ともにケニア)は、予定していた30キロを過ぎても走り続けた。コリルは優勝したテルガトと1秒差の2時間4分56秒、ムンジも2時間6分15秒。それぞれ世界歴代2、6位の好記録だった。

 00年ベルリンのペースメーカーだったサイモン・ビウォット(ケニア)も最後まで走ってしまい優勝。それが評価されて01年世界選手権代表になり、銀メダルを獲得した。若い無名の選手には、一気にトップに躍り出るチャンスでもある。

■藤田Vの先導役も

 今回の福岡はペースメーカー3人。アルマンド・キンタニヤ(メキシコ)は経験豊富だ。福岡で引っ張るのは4年連続で、藤田敦史(富士通)が当時の日本最高で優勝した00年も先導した。

 エリウド・ラガト(ケニア)も福岡は2年連続。初めてペースメーカーをした01年東京ではペース変動が激しく評判が悪かったが、今春のロンドンでもペースメーカーに指名された。パブロ・オルメド(メキシコ)はマラソン経験がなく、今回がデビュー戦。  (03/11/29)









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