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(2)尾方 剛(中国電力) 「復活の地」選び短期決戦


尾方剛
 強行策を選んだ。

 8月末の世界選手権から、約3カ月の間隔で福岡を走る。当初は来年2月の東京か3月のびわ湖を考えた。だが、世界選手権は8位入賞に4秒差の12位。帰国してレースを見直したら、力を出し切れていないと思えた。

 「夏場の練習はできている。この流れで相性のいい福岡を走ったほうが面白い。目標は(カネボウの)高岡さんと明確だし」。9月中旬、気持ちは固まった。

 10月、練習を再開。6カ月の長期計画で臨んだ昨年の福岡に比べ、今回は実質2カ月の勝負。30キロトライアルはせず、距離走などで調子をあわせていった。

 10月に走った距離は1200キロに達した。それでも、「ぼくが最初に立てたメニューだと、もっと走っていた。監督の手直しがなければ、疲れ果てていたかも。短期間の準備で臨むのは初めてなので、今回は走ってみないとわからない」。苦笑する顔に悲壮感はない。

 11月の中国実業団駅伝では、17.9キロを区間最高の53分18秒、2位に1分22秒差をつけた。きつくても粘れる力がついてきたと感じている。

 山梨学院大2年の時に箱根駅伝の優勝テープを切ったが、その後は故障とストレスに苦しんだ。26歳で初マラソン。自信を持って臨んだ01年の東京では、ハイペースに食らいついた結果、途中棄権に終わった。

 トンネルの出口は、29歳で迎えた昨年の福岡にあった。シドニー五輪優勝のゲザハン・アベラ(エチオピア)に2秒差の2位で世界選手権へ。「復活の次は高岡君との真っ向勝負を選んだ。苦労した尾方らしい強さ」と坂口監督は言う。

 速い展開を予想する。「粘ってチャンスに食らいついていく。アテネの代表になるには、高岡さんをどこかで離すしかないから」。31キロ過ぎで飛び出した昨年のような積極性を再び見せるのか。本命・高岡に挑む一番手なのは間違いない。

(朝日新聞2003年12月3日付朝刊)



  • (1)高岡寿成 勝負に徹する最速ランナー
  • (2)尾方 剛 「復活の地」選び短期決戦
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