asahi.com
天気  辞書  地図  サイト案内  アクセスTop30 
サイト内検索:
スポーツ 社 会 スポーツ 経 済 政 治 国 際 サイエンス 文化・芸能 ENGLISH 
  野球  大リーグ  サッカー  ゴルフ  モーター  一般  コラム     ニュース特集   
 
 
 
 home >スポーツ >福岡国際マラソン   

(3)諏訪利成(日清食品) びわ湖の悔しさ、原動力に


諏訪利成
 26歳。殻を破る時期を迎えている。

 今春のびわ湖で2時間11分47秒、10位に沈んだ。「おい、次は福岡だぞ」。東京へ帰る新幹線の中で、白水監督に言われた。頭に浮かんだのは日本最高の高岡(カネボウ)の姿だ。「えっ、と思ったけど、逃げてる場合じゃないぞ、と。気合が入りましたね」

 びわ湖の敗戦は悔しかった。2週間前に右太ももを痛め、練習を3日休み、不安なままレースに臨んだ。「そこまで体を作ってきたのだから3日ぐらい平気だとなぜ思えなかったのか。自分の弱さを痛感した」

 福岡を勧めた白水監督の見方は違う。「棄権してもおかしくないのに、失速を最小限に抑えた。次のレベルに上げる時が来た」。スピードはいまひとつだが、無駄の少ないフォームに粘れる性格。敗戦の中に成長の兆しを感じ取っていた。

 東海大3、4年の箱根駅伝は「花の2区」で連続区間5位だった。01年初マラソン。2戦目となった02年びわ湖で注目を集めた。25キロ過ぎで集団から抜け出し、2時間9分10秒で日本選手2位。無欲の結果だった。

 「あの時は、自分の力を出し切ればいいと思っていた。でも注目された今年のびわ湖は失敗。甘いんだ、と思った。走って食べているんだから、勝たなきゃいけない」

 その思いをぶつけるのが今回、マラソン4回目で挑む福岡だ。

 40キロ走と30キロ走を1日はさんで組み合わせるなど、後半のスタミナを意識した練習を積んだ。10月は40キロ走を4本。諏訪は「休養とムチを入れて、メリハリのある練習ができた」。過去3戦との違いを感じている。

 「初めての五輪選考会で『まさか』と言わせたい。大穴になりたいですね」。後半、レースが動き始めたときに、いかに反応できるか。白水監督は、日清のチーム記録である実井謙二郎の2時間8分50秒を超える姿を思い描いている。

(朝日新聞2003年12月4日付朝刊)



  • (1)高岡寿成 勝負に徹する最速ランナー
  • (2)尾方 剛 「復活の地」選び短期決戦
  • (3)諏訪利成 びわ湖の悔しさ、原動力に
  • (4)国近友昭 自分に勝ち「最高の人破る」

  • (5)佐藤信之 「心技体」そろえ復活期す





  • | 社会 | スポーツ | 経済 | 政治 | 国際 | サイエンス | 文化・芸能 | ENGLISH |
    GoToHome ニュースの詳細は朝日新聞へどうぞ。購読の申し込みはインターネットでもできます。 GoUpToThisPage
    asahi.comに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
    | 著作権 | リンク | プライバシー | 広告掲載と注意点 | アサヒ・コムから | 朝日新聞社から | 問い合わせ |
    Copyright Asahi Shimbun. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission