日米球界の注目を集めたダルビッシュの契約交渉が、期限最終日にまとまった。契約額は6年総額で約6000万ドル(約46億2000万円)。年平均1000万ドル(約7億7000万円)に上る新人としては破格の大型契約になった。
独占交渉権の落札額は史上最高の約5170万ドル(約39億8100万円)とされる。入札だけで巨額を支払う必要があるレンジャーズが年俸を抑制すれば、交渉が難航する懸念もあった。だが、ダルビッシュ側が当初の希望額とも言われていた年平均1500万ドル(約11億5500万円)から歩み寄った印象がある。
5年総額7750万ドルでレンジャーズからエンゼルスに移籍したウィルソンら、大リーグで既に実績がある投手の規模には及ばないものの、2006年オフに同じ6年契約でレッドソックス入りした松坂大輔投手の総額5200万ドルをはるかに超えた。米メディアからは「公平な取引」と評価する声が上がっている。
ア・リーグを連覇したレンジャーズの先発投手陣は、元広島で昨季14勝のルイス、16勝を挙げた若手左腕ホランドら実力者ぞろい。その中でも、ダルビッシュの年俸はルイスの約3倍と群を抜く。昨季のエースだったウィルソンの穴を埋める存在として、メジャー1年目から好成績が期待されることになる。
[時事通信社]