2005年04月05日12時24分のアサヒ・コム第77回選抜高校野球大会

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打って走って1年越し雪辱 愛工大名電、初の頂点

2005年04月05日

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優勝し、倉野光生監督を胴上げする愛工大名電の選手たち=4日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で

 打力と走力。愛工大名電は、最後の舞台でも成長の証しを見せつけた。

 「直球が伸びてない」。神村・野上の投球練習を見て、倉野監督は直感した。三塁手がバントを警戒し、三本間のほぼ中間で前進守備をとっていたことも、決め手になった。「打て」

 1回、山田が4球目を中越え三塁打にする。柴田の左犠飛で先制。いつもは好機を作り出す役割の2人が強振し先取点を挙げた。さらに堂上。「直球狙いだったが、甘いスライダーが来たので、思わず反応した」と、左翼ポール際に本塁打を打ち込んだ。一気に流れを引き寄せた。

 機動力を発揮した7回は5盗塁を集め、いずれも得点に結びつけた。「捕手が送球しにくい内角に構えた時は走る、と決めていた」と2盗塁の柴田。相手バッテリーに足を意識させることで、狙い球の直球をより多く投げさせる意図もあった。

 ここ数年、チーム編成、戦術は二転三転した。4年連続出場の前半2年は、打力重視。甲子園で1勝しかできなかった。好投手にぶつかると、力を出し切れないもろさがあった。準優勝の昨春は、32個の犠牲バント。決勝で強打の済美に力負けした。

 大きく揺れ動いていた振り子は、今春、ちょうど真ん中で止まった。打ってよし、走ってよし。そしてバントもそつなく決める。攻撃に必要な要素をすべて備えた名電の野球は、甲子園の頂点にふさわしい。

     ◇

昨年を教訓にゴロの山築く 主戦・斉賀

 9回2死を取ったところで、斉賀は昨年を思い出していた。優勝を決めた済美が目の前で胴上げする映像だ。「今度は僕らができる」。うれしさがわいてきた。

 昨年の決勝も先発だった。連投のエース丸山に代わって大会初登板。だが、2回持たずに降板した。もう失敗はしまいと、そのビデオを気持ち悪くなるほど見てきた。

 再びの決勝先発マウンド。球威はなかったが、スライダーとフォークでゴロの山を築く。「今日ほどバックを信じて投げられたことはない。持ち味が出せたことが満足」。浮足立った昨年の過ちは繰り返さなかった。

 最後も二ゴロ。「やりました、と先輩に報告したい」。歓喜の渦の中心で、エースはずっと両手を突き上げていた。

     ◇

積極的打撃でチームに勢い 1番・山田

 愛工大名電の1番、山田がチームを勢いづけた。1回、三塁手が極端な前進守備を敷いてきたが、本人は「積極的に打とうと思った」と会心の振りで中越え三塁打。先制のホームを踏み、8回1死二塁では、だめ押しともいえる右前適時打。昨春、スタンドで応援し「レギュラーになり、優勝」と言い聞かせ練習に取り組んできた。成果が実り「練習はうそをつかなかった」。


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