2005年04月04日10時47分のアサヒ・コム第77回選抜高校野球大会

»恐竜博2005:3月19日から7月3日 東京・国立科学博物館で開催

メインメニューをとばして、本文エリアへ朝日新聞社からアスパラクラブクラブA&A携帯サービスWeb朝日新聞サイトマップ文字拡大・音声

天気住まい就職・転職BOOK健康愛車教育サイエンスデジタルトラベル囲碁将棋社説コラムショッピングbe

【山形】羽黒の春感動に幕 得点機にあと1本

2005年04月04日

 午後3時43分、甲子園のサイレンが鳴り響いて春の快進撃は止まった。第77回選抜高校野球大会第11日の3日、羽黒は準決勝で同じ初出場の神村学園(鹿児島)と対戦し、0−4で敗退した。看板の打線が散発4安打に抑え込まれた。1回に失策絡みで3点を奪われるなど、リズムに乗りきれなかった。しかし、春夏通じて県勢初の甲子園4強入りを果たし羽黒は県の球史を書きかえ、夏への期待を膨らませた。

 「ミスをした方が負けると思っていた」と横田監督が言う。1回の羽黒の守備の乱れが勝敗を分けた。慎重になりすぎた羽黒の選手は、動きが硬くなってしまった。

 1回、片山が1死から四球で神村学園に走者を許すと、次打者の二ゴロをバックが処理し損ねた。併殺に打ち取ったはずが、一、二塁とピンチを広げてしまった。今大会注目の好打者、神村の天王寺谷に初球を右中間三塁打され、2点を先制される。神村の勢いを止められず、羽黒は1回でいきなり3点を失う苦しい立ち上がりだった。

 片山は2回以降立ち直り、本来の小気味よい投球を取り戻し、2〜5回は毎回の奪三振で神村打線を抑えた。

 だが、6回。羽黒の内野陣の守備がまたも乱れた。片山は1死一、二塁から7番打者に遊ゴロを打たせたが、併殺失敗で二塁走者が生還。試合の流れが決定的に相手に傾く追加点を奪われた。

 片山は粘投を続けた。9回には気迫で神村打線に立ち向かい、球速135キロの直球で三者凡退に打ち取った。最後まで全力で投げきるエースの姿には、9回の攻撃を仲間に託す思いが見て取れた。

 先制を許した羽黒打線には焦りばかりが目立った。狙い球を絞りきれないまま打たされてしまう。相手投手の鋭い変化球にもタイミングが合わず、空振り三振を七つ喫してしまった。横田監督も「スライダーの切れが抜群だった。内側の直球を狙うように指示したが、外側でカウントを稼がれてしまった」と振り返った。

 チームの初安打は4回だった。俊足の中島が一塁内野安打。根村が犠打で送り、反撃の形を作った。だが、押切は遊ゴロ、佐藤は空振り三振に倒れ、後続を断たれた。

 7回には、先頭の根村が狙い通り直球を中前にはじき返した。「守備のミスをどうしても、挽回(ばんかい)したかった」と執念を見せた。ここでも犠打で1死二塁としたが、反撃は続かなかった。

 8回にも2死から四球と片山の右前安打で一、三塁の好機を作った。ここで中島の打球は高いバウンドで投手の前へ。一塁へ必死に頭から滑り込んだが及ばなかった。

 今大会、6安打2打点と絶好調だった主軸の佐藤はこの試合、変化球にタイミングが合わなかった。「スライダーは苦手な球種。研究されていたかも」と精進を誓った。


ここから広告です 広告終わり ここから広告です

PR情報

広告終わり

関連情報

    最新ニュース一覧

    選抜フォトギャラリー

    熱戦の様子を写真で振り返ります。[詳細へ]

    ここから検索メニュー

    検索 使い方

    検索メニュー終わり ここから広告です
    広告終わり

    朝日新聞サービス

    ここから広告です
    広告終わり
    ▲このページのトップに戻る

    asahi.comトップ社会スポーツビジネス暮らし政治国際文化・芸能ENGLISHマイタウン

    ニュースの詳細は朝日新聞紙面で。» インターネットで購読申し込み
    asahi.comに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
    | 朝日新聞社から | サイトポリシー | 個人情報 | 著作権 | リンク| 広告掲載 | お問い合わせ・ヘルプ |
    Copyright The Asahi Shimbun Company. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.