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サッカー日本代表
 
見せた日本の底力 立ち上がりに課題も

PK戦を制し、GK川口と抱き合って喜ぶ宮本、本山、中沢ら日本の選手=嶋田達也撮影
PK戦を制し、GK川口と抱き合って喜ぶ宮本、本山、中沢ら日本の選手=嶋田達也撮影

 PK戦、ヨルダン4人目のキック。川口がはじいた球がバーに当たり、神懸かりが始まった。

 5人目は右にはずす。6人目。また川口がはじき、バーに当たった。7人目は左のポストをはじいた。中村と三都主が失敗し、0−2となった瀬戸際からの大逆転。「読みではなく、すべて反応。どんなことをしても勝つことが大切だった」。川口には充実感があふれた。

 これが、日本の底力だ。反日感情など、サッカーと無関係の理由でヨルダンを応援する観衆をシュンとさせた。

 初出場の相手は予想通り手ごわかった。守備的な戦いが多いが、攻め時と守り時の使い分けができる。最初から球離れの速い攻めで、日本ゴールに迫ってきた。

 日本の悪い癖は立ち上がりのリズムの悪さ。右でDF2人がサイドに抜かれ、シェルバイエに先制点を許した。ただ、すぐ同点にするところが、タイ戦と同様、強い。3分後、中村のFKからキーパーがこぼしたところを鈴木が押し込んだ。

 それからは耐える展開。前線で球が落ち着かない状態は、改善が見られない。3トップ気味にきた相手のマークにボランチの1人が下がらざるを得ず、中盤の押し上げが遅くなった。鈴木と玉田は孤立し、球を失う。自陣に戻らなければならないMFが、ますます前線のサポートに行けない悪循環にはまった。

 次のバーレーン戦は済南。相手びいきは変わるまい。おかげで打たれ強さは相当身についた。あとは、大会を戦いながらサッカーの質を上げられる力が欲しくなった。

(04/08/01)




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