|
ワールドカップ(W杯)アジア1次予選で、日本代表は8日午後5時30分(日本時間午後9時)から、コルカタ(インド)でインド代表と対戦する。日本代表は6日、千葉県成田市での合宿を終え、インドへ出発した。
日本は1次予選3組で3連勝し、前半戦を首位で折り返した。6月9日に日本で行われたインドとの初戦では7−0と圧勝し力の差は見せたが、気候の違う敵地だけに油断は禁物だ。
チームのベースは、中国で行われ日本が優勝したアジア杯のメンバー。そこに、アテネ五輪にオーバーエージで参加した小野(フェイエノールト)と、肺動脈血栓塞栓(そくせん)症が再発して休養していた高原(ハンブルガーSV)、右ひざのけがでアジア杯を欠場した久保(横浜)が加わる。移籍したばかりの柳沢(メッシーナ)は、チームに専念したいという希望があり、中村(レッジーナ)は腰痛で、それぞれ参加を見送った。
8月31日から千葉県成田市で行われた合宿には、欧州組の小野、高原、川口(ノアシェラン)が初日から参加し、意気込みを見せた。
中村の代わりのトップ下は、本山(鹿島)が務めることになりそうだ。引いて守るインド相手には、ドリブル突破が効果的。1.5列目タイプなだけにFWが3人いるようになりがちだったが、次第に自分が他のFWを使うプレーができてきた。本山は「どういう形でやれば良いか少しずつわかってきた」と自信を深めている。
ただ、攻撃を組み立てる中心はやはりボランチの小野だ。長いパスでFWを走らせ一気に好機をつくりだす。
あとは組み合わせ。中学生時代からお互いをよく知る小野と高原、鹿島勢の本山と鈴木の連係に期待したい。久しぶりの組み合わせとなる鈴木と高原のコンビも次第に仕上がってきた。
今回は約1週間の合宿期間が取れたため、お互いの連係が高まった。インド戦だけでなく、1次予選のヤマ場となる10月13日のオマーン戦を見越したチームづくりが進んでいる。合宿最後の練習試合を終えたジーコ監督は「全体的に動きが良かった。自信を持ってインド戦に臨める」と手応えを話した。
心配なのは、9月の平均最高気温が35度近くになるコルカタの気候だ。3月31日のシンガポール戦は、高温多湿の地で、後半に運動量が落ちて苦しんだ。アジア杯で体が暑さに慣れているとはいえ、成田でのキャンプは涼しい日が続いただけに不安が残る。
(04/09/07)
|