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オマーン、タイ、イラン。3試合で相手に許した得点はわずかに1。日本が守りの強さで1次リーグD組を首位で突破した。
世界ランクで日本(24位)を上回るイラン(21位)は相変わらず、速くて強かった。攻撃も多彩だ。名手ダエイをポストにして、長いボールを生かすかと思えば、マハダビキアやカリミのドリブル突破でゴールを脅かす。いくつもの攻め手を繰り出した。
イランは節目節目で日本代表の前に立ちはだかってきた相手だ。日本の実力をはかる絶好の相手でもある。
97年11月16日はマレーシアのジョホールバルでワールドカップ(W杯)フランス大会アジア第3代表の座をかけて争った。岡野の延長Vゴールで初めてのW杯出場を決めた歴史に残るあの試合。その4年前、ドーハの戦いではイランに負けたのが響き、W杯切符を逃している。99年の国際親善でも顔を合わせているが、そのいずれの試合でも日本は失点した。
イランの攻撃を無得点に抑えたのは、92年11月のアジアカップ以来4試合、12年ぶり。日本の守りが堅くなったことの証明になった。
宮本の読み、田中の速さ、中沢の高さ。アジアカップでの日本の3バックは、それぞれが特長を持っている。うまく連係も取れている。危ない場面はあったが、守備ラインを完全に崩されるようなことはなかった。失点しなければ負けはしない。負けたら終わりの決勝トーナメントでは、守りの重要性はさらに増す。
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〈日本・ジーコ監督〉 「試合会場を動きたくなかったので、首位で勝ち抜きたかった。勝ちか引き分けという、許される結果の一つを達成し、状況に応じたサッカーができることを証明した」
〈イラン・イバンコビッチ監督〉 「互いに中盤の戦術を持った戦いだった。3人が出場停止になるというアクシデントがあったが、1次リーグを通過でき、選手に感謝したい」
(04/07/28)
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