|
ベスト8の顔ぶれをみると、アジアサッカー界の胎動が感じられる。初出場のヨルダンを含め、ウズベキスタン、バーレーンの3チームが初めて進出した。前回と同じく8強入りしたのは日本、韓国、中国、イラン、イラクの5チームだ。
アジア連盟のペラパン事務総長は「アジアサッカーのお祭りになった。実力差は以前ほど開いていない」と自画自賛する。確かに参加チームが今回、12から16に増えたもののレベル低下はみられず、大差の試合は中国−インドネシアの5−0ぐらいだった。
ヨルダンは、ゴーハリー監督によれば「選手はアマチュア」。だが、「王室の全面的な支援を得て、プロ意識を持って練習してきた」という。
ウズベキスタンは94年の広島アジア大会で金メダル。だが、91年に旧ソ連から独立する前の遺産で得た面が大きく、その後低迷。今回はドイツ人コーチを呼び、ロシアリーグ所属選手を中心に立て直してきた。
バーレーンは昨年、世界ランクを41位も上昇させた。その強さは、アテネ五輪最終予選で日本が目の当たりにしたばかりだ。
一方、最近5大会で優勝3度、準優勝2度だったサウジアラビアは、オランダ人監督のチーム構想が浸透せず、あっさり敗退。2大会連続でベスト8に入っていたクウェートも姿を消した。
02年W杯、今年の欧州選手権(ポルトガル)などで見られた実力差の縮小傾向は、アジアでも共通している。
(04/07/30)
|