|
アジアカップ準々決勝、日本を救ったのはGK川口だ。
ヨルダンの4人目。ここで決められれば、日本の連覇の夢は消える。だが、川口にプレッシャーがかかった様子はない。右に飛んで左手で触ったボールはバーに当たってピッチに転がった。やはり成功を許せば終わる5人目も冷静だった。相手のける方向に反応して左へ。重圧がかかった相手はゴール左に外した。6人目も好セーブで防ぎ、結局ヨルダンは4人連続で失敗。執念の勝利を呼び込んだ。
華々しく海外へ移籍したが、出場機会に恵まれず、02年W杯も控えに回り、悔しさを味わった。だが、この苦労が川口を成長させたのかもしれない。楢崎の故障で先発の座が巡ってきたが、落ち着いて試合をこなした。日本が2失点で乗り切っているのも川口の存在が大きい。
大会前「自然体で戦えたら」と話していた川口。以前のように仲間をしかり飛ばす姿は消え、円くなった。一回り大きくなった守護神が日本を支えている。
(04/07/31)
|