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「あと5キロ…また5キロ」 独走、失速…渋井は涙

2008年11月17日11時3分

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写真ゴール後に渋い表情をする渋井陽子=上田幸一撮影

 渋井は1万メートルの日本記録を持つスピードを生かす作戦に出た。前半から飛ばし、5キロを16分22秒。「いけるペースだったのでいった」。12キロ過ぎに早くも独走態勢に。5キロごとのタイムも25キロまで16分台を刻み、鈴木総監督も「30キロまではいい感じだった。いけると思った」という。

 だが30キロ過ぎから着地の時間が長くなる。30〜35キロを17分44秒。35〜40キロは19分2秒。38キロ過ぎ、尾崎に抜かれた。「あと5キロが……。また5キロでやっちゃった」と悔しがった。

 1万メートルに出た北京五輪から3カ月弱。鈴木総監督は「調整期間も含め、ちょっと短かった」。しかし本人は昨年7位だった敗北を乗り越える必要があると東京の出場にこだわった。2時間34分台だった昨年と違い、2時間25分51秒の4位。「あと5キロ持たせる練習が出来れば絶対勝負できる」。手応えもある。

 来夏の世界選手権代表入りを狙って3月の名古屋に挑むという。「練習期間を増やし練習量を増やす」と渋井。表彰式では両手で顔を覆い涙も流した。「勝つまでやると決めたので。とにかく勝つまでやる」。きりっとした顔で、次を見据えた。(長谷文)

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