現在位置:
  1. asahi.com
  2. スポーツ
  3. 東京国際女子マラソン特集
  4. 記事

尾崎、世界選手権内定 最後の東京女王、歴代10位タイ

2008年11月17日10時55分

印刷

ソーシャルブックマーク このエントリをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

表拡大第30回東京国際女子マラソン記念大会 順位と記録

表拡大尾崎逆転劇

 今年で最後となる東京国際女子マラソンで、新しい力が台頭した。30キロで先頭の渋井陽子(三井住友海上)に1分半以上離れていた尾崎好美(第一生命)は、終盤の上り坂で逆転して初栄冠。日本歴代10位タイの好記録で、来年夏の世界選手権(ベルリン)代表に内定した。

 2位の加納由理(セカンドウィンドAC)も自己記録を更新する力走。渋井は昨年に続き、後半に失速した。北京五輪6位のマーラ・ヤマウチ(英)は粘って3位に入った。レースには国際の部183人、市民の部772人が出場した。(スタート時の気温15.5度、湿度90%、東南東の風1.0メートル、曇り、国際の部完走174人)

      ◇

 ○…号砲から飛び出した渋井が刻んだ1キロ3分20秒前後のペースで走りきれる選手はそうはいない。自己の能力を見極めて、持てる力を出したのが尾崎と加納だった。

 7キロ過ぎに2人は先頭から離れたが、自分なりのペースを維持して遅れを最小限にとどめた。それが逆転につながった。尾崎は追い上げてきたヤマウチに並ばれてからが粘りの真骨頂。35キロ付近で引き離し、38キロ手前で加納を、38キロ過ぎに渋井を抜き去った上り坂の走りは力強かった。

 最後の切れで一歩及ばなかったが、加納もピッチを落とさず、逆転を狙える位置で踏ん張った。ヤマウチは2キロ手前で早々と自分のペースに切り替えて勝負に挑んだ。賢明な判断で自己ベストを更新した3人が、上位を占めた。

 渋井は12キロ過ぎに独走態勢に入ったものの昨年同様に30キロ付近から失速。弱点のスタミナ不足を再び露呈した。ただ世界を見据え、果敢に飛ばした姿勢は評価できる。(増田創至)

東京国際女子 30回大会

写真

駆け抜けた名選手

世界初の女性だけのフルマラソン大会として歴史を刻んできた。思い出のシーンを特集に。

写真

高橋尚子、写真で振り返る

日本最高をマークした98年名古屋国際女子マラソンから引退までを写真で振り返る。

写真

坂のドラマ 最後まで

東京のコースの名物である「最後の坂」。コース変更で83年から走るようになり、数々のドラマの舞台となった。

検索フォーム
キーワード:


朝日新聞購読のご案内