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加納、悔しい自己新 「いい勉強になったかな」

2008年11月17日11時2分

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写真2位でゴールした加納由理

 前をいく渋井を、加納は中盤から追った。「最後に逆転して優勝する思いしかなくて」。近づいたり遠ざかったりしていた渋井の背中が30キロ付近から、どんどん大きくなってくる。前にしか意識はない。背後から尾崎が迫っていることに、抜かれるまで全く気づかなかった。

 今までの、ペースを守って確実に走るレースから脱皮して、勝つことをテーマに春から練習に取り組んだ。世界選手権代表に自動内定する日本選手トップを目指したが、それもかなわず。代表入りは今後のレースの結果待ちに。

 「東京の難しいコースで自己最高を16秒更新できたし。負けたのは悔しいけど、いい勉強になったかな」。自分に言い聞かせるように話した。中間点あたりで足の裏にマメができていたという。その左足を引きずって、控室に向かう姿が痛々しかった。

■マイペース作戦 ヤマウチは納得

 3位のヤマウチは冷静な判断力が光った。序盤から渋井など4選手が飛び出したが、「後半失速してくれば逆転できる」とマイペースをキープ。30キロ以降はスピードが鈍って目標タイムの2時間23分台に届かなかったが、自己記録を7秒更新して納得顔だった。北京五輪が英国勢過去最高タイの6位で、来年の世界選手権代表はほぼ決定。夫の山内成俊コーチは「課題のスピードをつけたい」。35歳はまだ進化を続ける。

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