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世界陸上競技選手権大阪大会

35歳朝原「あー終わった」 日本新で5位入賞 世界陸上

2007年09月02日11時48分

 気がつけば満員の観客。その声援に後押しされたアンカー、朝原の必死の追い上げもかなわなかった。悲願のメダルを手にすることはできなかったが、前日マークした日本記録を0秒18更新。37秒台も目前になった。

写真男子400メートル決勝、アンカーでゴールした朝原

 朝原は言った。「あー、終わったという気持ちが一番先に来て、気持ちよかった、が次。そのあと5番か、と思って、タイムを聞いて(その記録で5番なら)仕方ないなと思った」

 塚原、末続、高平、朝原のオーダーは前日の予選の時と同じ。予選は全体でジャマイカ、米国に続く3位で通過したが、決勝ではさらに英国、ブラジルにかわされた。

 6度目の正直を狙っていた。00年シドニー五輪から2度の五輪、3度の世界選手権で連続入賞を果たした。順位は4位が最高だ。今回は5位だったが、38秒03は04年アテネ五輪の優勝タイム(38秒07)を上回っている。

 そして、すべての大会のメンバーに朝原の名前がある。7月の強化合宿ではその35歳が若い選手の前で、過去の失敗した話などを披露した。「今は年代が上から下までいて、選手層としては理想的」と高野監督は言っていた。

 今大会、絶好調だった朝原は北京五輪まで走るのか。表彰台はそこにかかってきそう。「今は充実した気持ち。次にメダルを取りにいく気分じゃない」と朝原は言う。「朝原さんから受け継いだものが僕らの中にある。任せてくださいと言える」とエース末続も言うのだが。〈1日、世界陸上男子400メートルリレー〉

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