現在位置:asahi.com>スポーツ>一般スポーツ>国内> 記事 バレーボール登録制度変更 生徒の負担増 各地で混乱2008年02月15日06時32分 日本バレーボール協会(JVA)が導入した個人登録制度を巡り、中学、高校の各種大会で混乱が起きている。選手の参加が認められず強豪校が敗退したケースや、学校側のボイコットで出場校が半減した大会も出た。背景にはJVAへの不信感もある。
JVAは昨年4月、登録制度をチーム単位から個人単位に切り替えた。JVAの伊藤晃執行役員は「今年度はテスト段階で強制しない」としているが、多くの都道府県高体連は大会参加の条件に個人登録を義務付けた。それが浸透しておらず、全国高校選抜優勝大会(春高バレー)の一部予選が混乱。千葉県予選では有力公立高のレギュラー選手が登録し忘れて出場できず、チームは準々決勝で敗退した。 一方で東京、滋賀などの予選では資格調査をせず、未登録選手の出場を黙認した。 東京都では現在も男子で約70校、女子で約80校が未登録だ。都立駒場高校女子バレー部顧問の佐藤甚一さんは「十分な説明なく導入されたのが一番の問題。部活動に生徒がお金を払わないといけないのもおかしい」。 大阪府で開催中の中学生の大会で個人登録を義務づけたところ、参加が昨年の約400校から半減。大阪市では大会をボイコットした学校を中心に、別の大会の開催を予定している。 制度変更による負担増が学校側の反発の一因となった。昨年度まで高校は1チーム年間1万円、中学校は2000円だったのが、高校生で1人につき年間1200円、中学生も1人500円かかる。 制度変更の背景には、日本代表の成績不振とスポンサー離れによるJVAの収入減がある。伊藤執行役員は「外からの支援があったからチーム登録で済んでいた」と話し、「登録料の40%は都道府県協会などに還元する」としている。ただ、学校側からは「強化、普及失敗のツケを子どもたちに払わせるのか」「増収分の使い道が明確に伝えられていない」などの声があがっている。 PR情報この記事の関連情報スポーツ
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