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「どん底ゴルフ界、もめていられぬ」 JGTOと雪解け

アジア・ジャパン沖縄オープン試合会場でJGTO島田理事長と談笑するPGAの長田会長(左)
アジア・ジャパン沖縄オープン試合会場でJGTO島田理事長と談笑するPGAの長田会長(左)

 日本プロゴルフ協会(PGA)は04年、日本ゴルフツアー機構(JGTO、島田幸作理事長)が行ったアジア・ジャパン沖縄オープンや日韓対抗戦の共催に加わった。PGAからJGTOが飛び出す形で独立したのが99年。確執からの「絶縁状態」から「協力態勢」に転じた格好だ。PGA・長田力会長に方針変換の真意を聞いた。

 ――雪解け?

 「ゴルフ人口が減り、ゴルフ人気も低迷しているどん底期。もめている場合ではない。元々職種が違うので、互いに協力してゴルファーを増やし、ゴルフ界を盛り上げようということだ」

 ――「JGTOアレルギー」は消えた?

 「1、2年前までは確かにあった。でも今はメンバーも代わり、後ろを向くより前を見てやらなければ、という意見が大半。米や欧州ツアーはアジアや豪州ツアーとジョイントしてマーケットを広げている。日本としても、うかうかしていられないという思いが強い」

 ――トーナメント共催以外の合同事業は?

 「今年スタートさせるのが、日本女子プロゴルフ協会(LPGA)も加えた3団体での『ファースト スイング』。大人のゴルファーを増やすために、未経験者のコースデビューを手伝おうというもの。朝夕の営業時間外のゴルフ場を借りて、PGAとLPGAの会員が一緒にラウンドしながらレッスンする。年間最低10万人をデビューさせたい」

 ――JGTOのかかわりは?

 「受講者にはツアー観戦などの特典をつけ、会場に足を運んでもらうようにしたい。そしてツアーメンバーには試合を通じてゴルフの素晴らしさを伝えてもらいたい」

 ――PGA主催のシニアトーナメントは04年は6試合だけ。活性化の見通しは?

 「今季は1試合増の7試合が決まっている。だが今後は続々と一流プロがシニア入りする。戦いの場を整えたい。そのためにシーズン中もセールスして2ケタの試合数にしたい。手応えもある」

    ◇

 〈長田力(ながた・ちから)〉 52年、北九州市生まれ。実業団・菱成産業の準硬式野球の投手として国体3位入賞経験を持つ。22歳の時に太ももの筋肉を断裂するけがを負い、仕事としてできるスポーツとしてゴルフを選んで転向。プロテスト12度目(9年目)で合格。トーナメントでの実績はほとんどない。03年、会長に就任。ティーチング部門のレベルアップ、会員の年金問題などに力を入れる。 (01/06 11:15)









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