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三洋 組織的守り、成熟の域 ラグビートップリーグ

2008年2月10日11時5分

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 ゴールラインと背中合わせになっても、三洋電機の防御は分厚い。

 先制トライを挙げた前半18分以降、NECに攻め込まれた。終了間際にはフランカー・オライリーがシンビンで一時退場し、1人少ない。主将の榎本は「確かに苦しい時間。ただ、ここをしのげばウチのペースになる」。不利な状況でも、集中力は切れない。

 出足の速いタックルでプレッシャーをかける。密集に人数をかけず、サイド攻撃や展開に備える。ゴールまでの残り5メートルを、NECに踏み込ませなかった。

 堅い防御が、今季の三洋の強みだ。今季13試合の総失点は170。2位のサントリー(229点)を大きく引き離す。04年のシーズン途中に宮本監督が就任して以来、ほとんど同じメンバーで戦ってきた。「一人ひとりが、何を考えているのかが分かる」とプロップの相馬は胸を張る。

 成熟の域に達しつつある組織的な守り。「今のチームで、ディフェンスが嫌いなヤツはいない。出来る選手だけでシステムをつくり、試合を重ねて進化してきた」と榎本。トップリーグ初の13連勝は、決して勢いだけではない。

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