ラグビーのトップリーグ王者を決めるマイクロソフトカップ(日本ラグビー協会、朝日新聞社主催)は24日、東京・秩父宮ラグビー場で三洋電機(リーグ戦1位)―サントリー(2位)の決勝がある。昨年12月のリーグ戦は三洋が35―24で快勝したが、サントリーも試合ごとに調子を上げており、力は接近。どちらが勝っても初優勝となる。
攻めるサントリー、守る三洋の図式だ。サントリーはFW前5人のうち4人が日本代表候補。スクラムとラインアウトを制圧して勢いづくのが勝ちパターンだが、12月の対戦ではその持ち味を生かせず、三洋の防御力に屈した。清宮監督は「うちはいいスクラムとラインアウトをしたが、いいラグビーをしたのは三洋だった」。
リーグ最少失点(170点)を誇る三洋は榎本、霜村の両CTBを中心にタックルが正確。FWの集散も速い。球を奪えばSOブラウンが好判断で流れを立て直す。
再戦も互いの色を出し合う展開になるだろう。CTBニコラスの復調で精度を高めたサントリーの攻撃が、どこまで通用するか。局面を重ねると相手防御に包み込まれるので、1次攻撃から大胆に仕掛けたい。
三洋にすれば、守る時間が長くても最後の一線さえ割らせなければ自分たちのペース。しのいで逆襲、は今季のスタイルでもある。