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日本男子、銅メダル 「打倒・中国」へ復活ののろし 世界卓球

2008年3月2日12時6分

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写真韓国戦でスマッシュを必死に拾う水谷隼 ※写真をクリックすると拡大します

 0勝2敗のがけっぷちから、韓陽がフルゲームの熱戦を制し、次に控える水谷とベンチでハイタッチを交わす。

 「韓陽さんの試合に見入ってしまって……。もっと体を温めておくべきだった」。水谷も夢中になる激闘だった。

 会場のボルテージは、さらに上がる。大歓声。舞台設定は申し分ない。

 4試合目は、アテネ五輪シングルス金メダリスト、柳承敏と、18歳の水谷の一騎打ちだ。

 大会前、「今、僕は自信がある。誰にでも勝つ自信があるんです」。そう強気に言い放った全日本王者は、五輪王者にひるまず立ち向かった。

 水谷が2―1とリードした第4ゲーム。4―7から壮絶なラリーの打ち合いを制し2点差。さらに9―10まで粘ったが、落とす。流れは最終ゲームも変わらなかった。

 「詰めが甘い。あの1ゲーム(第4ゲーム)。そこが本当に厳しい。自分が腹立たしい。メダルが決まって満足した部分があったかも」。日本男子に8年ぶりの銅メダルをもたらした充実感より、負けた悔しさばかりが口をつく。宮崎監督は「紙一重の差。目標だった中国との決勝をやれなかったのは残念」。

 ただ、韓陽が今大会7戦全勝するなど、北京五輪で初採用される団体戦に向け、視界は明るい。

 「今後は五輪に照準を合わせます」と宮崎監督。打倒・中国という、遠大な目標に向け、復活ののろしをあげた日本男子は再スタートを切る。

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