柔道 五輪代表候補 4月6日決定2008年03月29日11時25分 柔道の全日本選抜体重別選手権が4月5日、福岡国際センターで開幕、最終日の6日には競技終了後に最重量級を除く男女12階級の北京五輪代表と代表候補が決定する。全日本柔道連盟は国内選考会だけでなく海外での実績も重視する姿勢を打ち出しており、選抜で負けても五輪切符を手にする選手も出てきそうだ。選考レースの行方を追った。
◇谷・上野雅・鈴木らは濃厚 全柔連の吉村和郎・強化委員長は「重要なのは五輪で金メダルを取れるかどうか。海外で勝てる選手を選ぶ」と明言している。日本と海外の柔道スタイルが大きく異なる近年は、日本で勝てても世界で通用しない選手もいる。国際大会での実績があれば五輪代表に選ばれる可能性は十分ある。 04年の選抜体重別で敗れながら同年アテネ五輪代表に選ばれたのは、重量級を除くと男子90キロ級の泉浩、女子57キロ級の日下部基栄、同70キロ級の上野雅恵。上野雅はアテネで金メダル、泉は銀メダルを獲得した。 北京五輪の代表選考はどうか。男子をみると、世界王者の実績がある90キロ級の泉と同100キロ級の鈴木桂治は、今大会で敗れても代表に選ばれる可能性が高そうだ。国際大会で好結果を残した対抗馬がいないためだ。 ほかの階級は接戦。60キロ級は五輪3連覇中の野村忠宏がドイツ国際で2位に入り、五輪出場に大きく近づいた。「選抜も思い切りのいい、一本を取る柔道をする」と自信を見せる。ただ、嘉納杯国際とフランス国際を制した平岡拓晃も勝てばチャンスがある。66キロ級はオーストリア国際優勝の秋本啓之と、フランス2位の内柴正人の争いだ。 ◇女子注目は52、63キロ級 女子は、すでに大勢が決した感のある階級が多い。48キロ級は谷亮子が、たとえ負けても北京出場を果たすだろう。昨年の大会も決勝で福見友子に敗れながら世界選手権代表に選ばれて優勝した。「今の練習をすればアテネで発揮できなかった能力が出せる」とさらに成長していることを強調する。福見は嘉納杯とフランス国際で5位に沈み、北京は絶望的だ。 70キロ級の上野雅も五輪連続出場が濃厚。57キロ級の佐藤愛子と78キロ級の中沢さえも北京代表が有力だ。今大会の結果が選考に影響しそうなのが52キロ級と63キロ級。52キロ級は世界選手権3位の西田優香がやや優位だが、フランス国際3位の中村美里も可能性を残す。63キロ級はアテネ王者の谷本歩実と、嘉納杯とドイツ国際優勝の上野順恵が争う。 PR情報この記事の関連情報スポーツ
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