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琢磨完走でも…スーパーアグリ、資金難のピンチ続く

2008年4月28日9時32分

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写真スペインGPでフリー走行するスーパーアグリの佐藤琢磨=ロイター写真スーパーアグリの佐藤。スペインGPになんとか出走したが、次戦以降は?=ロイター

 【バルセロナ(スペイン)=六郷孝也】自動車F1シリーズ第4戦スペイン・グランプリ(GP)に資金難から出場が危ぶまれていたスーパーアグリ・ホンダは、27日の決勝に2台とも出走。佐藤琢磨は完走13台中の最下位ながら3戦連続完走を果たした。しかし、次戦のトルコGP(5月11日決勝)への出場は依然、不透明だ。

 レース後に佐藤は「難しい状況の中で、素晴らしい仕事をしてくれた」と、スタッフらに感謝した。

 チームは3月の開幕直前に英国企業のマグマ・グループとの資本提携を発表したが、今月16日、交渉の決裂が明かされた。フリー走行前日の24日、鈴木亜久里代表は「モナコのアパートを引っ越し、もっと小さなところに移った。チームもぼくもやれる限りのことをやっている」と苦しい内情を吐露した。

 26日午前、各チームと国際自動車連盟(FIA)の代表が来年以降の車体の規定などについて意見を交換したが、スーパーアグリは参加しなかった。会議中の窓の外を通り過ぎる鈴木代表を見た参加者の一人は「来年は関係ないということかな」とおもんぱかっていた。

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