1回、小林悠梨(右)を攻める大内さくら=福留庸友撮影
日本ボクシングコミッション(JBC)公認で初となる女子プロボクシングの試合が9日、東京・後楽園ホールで行われ、満員の2千人が詰めかけた。今までJBC管轄外の団体などでしか戦えず「マイナー」のイメージだった選手にとって、ひのき舞台。顔を激しく打ち合ったり、パンチで出血したり、男子さながらのファイトを見せた。
女子は、1ラウンドの時間が男子より1分短い2分で、胸を保護するチェストガードを着けるなどの違いはあるが、その他のルールは男子とほぼ同じ。多数の報道陣も詰めかけ、男子の世界戦以上の注目度があった。全10試合中2試合がKOで決着した。
第1号の勝者は大内さくら(シャイアン山本)。ダウンも奪い、3―0の判定勝ちだった。「やっとスタートラインに立てた。女子ボクシングが特別扱いされないようになればうれしい」と喜んだ。
JBC非公認団体で世界3階級制覇をした風神ライカ(山木)はメーンの6回戦(62キロ契約)でナタリー・ブラウン(米)に2―0で判定勝ち。要所でフックを当てた。ライカは「女子は今日がはじめの第一歩。これからもお客さんに満足してもらえる試合をして、盛り上げていきたい」と話した。