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白鵬、敵は慢心 大相撲夏場所

2008年05月10日12時47分

 2場所ぶりの優勝を狙う白鵬は、けいこ量が減っている。珍しく積極的に体を動かす朝青龍とは対照的だ。

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けいこ総見で投げをうつ白鵬

 番付発表後もテレビ出演などに時間を取られた。1日の立浪一門の連合げいこでは11番、琴光喜、琴欧洲の大関陣らと胸を合わせた2日も14番の申し合いにとどまった。

 連休後半もペースは上がらない。6日には大嶽部屋に出向き30番申し合いをしたが、十両相手に攻めさせて感触を確かめる程度だった。見守った元横綱大鵬の納谷幸喜・相撲博物館長は「状態は整っているが、やはり三役とか上位とやらないと」と指摘する。

 もっとも横綱本人は「番数は関係ない。内容だから」。申し合いでは鋭く踏み込んで右を差し込み、相手に相撲を取らせない。

 横綱昇進から1年。この間3連覇もあり、大関以下との差は開く一方だ。報道陣に「向こうの横綱はどう?」と聞くなど朝青龍のことは気にするが、他の力士については「(けいこ場に)元気な力士がいない。気合入っているのかな」とうそぶく。

 そんな調整ぶりを見て伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は「あんなけいこでも勝っているから、やらなくなるのも当然か」。相撲内容に不安は感じない。向上心の陰りこそ最大の敵に見える。

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