(13日、ブラジル3―0日本)
決勝ラウンド最終日は横浜アリーナであり、世界ランキング8位の日本は同1位のブラジルにストレートで敗れた。日本は第1、2セットは23点取って食い下がったが、最後は力負け。北京五輪に出場する強豪5カ国との対戦を終え、最下位となった。ブラジルが優勝した。
◇五輪へ光も
ブラジルには絶対的なエース、カストロがいた。彼女の強烈なスパイクを、日本は一度も止められなかった。
日本のサイドアタッカー高橋と栗原も頑張り、スパイク決定率は50%以上。第1、2セットは23点取って粘れた要因だ。でも最後は止められた。強豪と戦う時に絶対的な切り札として頼れる力は、残念ながら2人にはない。
だから、日本のやるべき戦い方ははっきりしている。サイドだけに頼らずに散らす。相手に的を絞らせない速い攻撃を仕掛けるしかない。この日、スパイクで3得点にとどまったセンター荒木は「もっと相手のマークを自分に引きつけて、メグ(栗原)たちを楽にしたい」。その通りだ。
北京で本気でメダルを狙っている強豪5カ国に胸を借り、1勝4敗。サーブレシーブが安定し、コンビを使えたイタリア戦では快勝出来たように、全く歯が立たなかったわけではない。「あと少しのところを詰めて行けば、日本は戦える」と柳本監督。ひょっとしたら、との希望は見えた5試合だった。(平井隆介)