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柴田亜衣、復調の兆し 米で腰痛癒し帰国

2008年7月21日11時30分

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写真拡大調子を取り戻してきた柴田亜衣

 04年アテネ五輪女子800メートル自由形金メダルの柴田亜衣(チームアリーナ)が20日、米アリゾナ州フラッグスタッフでの高地合宿から帰国、成田空港で「いい練習ができた。戦える位置にいると思う」と笑顔を見せた。6月の出国前は腰痛に悩んだり体重減に苦しんだりしたが、2大会連続金も視野に入れ始めるほど調子を取り戻してきた。

 腰に不安を抱えて臨んだ4月の北京五輪代表選考会は400メートルで派遣標準記録突破に失敗。得意の800メートルで代表権を獲得したが、自己記録より4秒93も遅い8分28秒69に終わった。腰が痛くても練習した我慢強さが裏目に出た。

 だが米国合宿で毎日マッサージを受けたり腹筋を鍛えたりして腰痛が消えたという。出国前は数キロ減っていた体重もベストの62、63キロに戻り、アテネ直前時のようなレベルの高い練習を繰り返せた。田中孝夫コーチは「従来の泳ぎが戻ってきた。8分20秒を切れるところまできた」。

 女子800メートル自由形は、優勝候補の米国勢の伸びがいま一つ。米国代表選考会で優勝したホフは8分20秒81にとどまり、世界選手権2連覇中のジーグラーは柴田の自己記録にも及ばず2位に終わった。上り調子の柴田にチャンスが出てきた。

 あとは着用水着を決めるだけ。合宿では英スピード社製水着レーザー・レーサー(LR)を着て好記録を連発したものの、デサント社員の柴田はLR着用の明言を避けた。田中コーチは「『おれに(水着の判断を)任せるか』と聞いたら、『任せる』とは言ってくれなかった」と苦笑いしていた。

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