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体操「金」にスノボ弟子入り 青野に「ダブルコーク」指導

2009年11月21日11時44分

写真:横3回転スピンに定評のある青野令横3回転スピンに定評のある青野令

写真:アテネ五輪で跳馬に挑む米田功さんアテネ五輪で跳馬に挑む米田功さん

 バンクーバー五輪で活躍が期待されるスノーボード男子ハーフパイプの青野令(19=松山大)が、強力な助っ人の力を借りて新技の習得に成功した。今秋、体操のアテネ五輪金メダリスト・米田功さんに指導を仰ぎ、スノーボードの日本勢で初となる五輪メダルに向けて貴重な「武器」を手にした。

 今年1月の世界選手権で優勝した青野は、8月にニュージーランドで開かれたW杯開幕戦で衝撃を受けた。トリノ五輪金メダリストのショーン・ホワイト(米)が「ダブルコーク」という新技を披露して優勝したからだ。この技は横3回転スピンをしながら、体の軸を斜めにして縦方向にも2回転する。W杯では「世界初公開」だった。

 日本で映像を見た青野の父、伸之さん(39)はすぐに動いた。「メダルを狙うにはこの技は覚えなきゃ」。知人を通じて米田さんを紹介してもらい、協力を快諾してもらった。

 9月4日に青野がニュージーランド遠征から帰国すると、成田空港から直行で米田さんに会いに行った。ホワイトの演技を分析した米田さんの印象は「これ、けっこう簡単だよ」。青野は「そう言ってもらえてできそうな気になった。暗示みたいなもの」。

 味の素ナショナルトレーニングセンター(東京都北区)で3日間、トランポリンを使った短期集中特訓を受けた。その後も地元・愛媛の体操クラブで自主練習を重ねた。10月のニュージーランド合宿では雪上で試し、成功した。

 青野は「ダブルコークがあれば幅が広がるし、審判も飽きない。何より心に余裕ができた」と話している。(稲垣康介)

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