現在位置 : asahi.com > スポーツ > 格闘技 > 記事 ここから本文エリア

「おやじファイト」 49歳元プロ、25年ぶりリングへ

2006年10月31日13時32分

 35歳以上の経験者らが対象のボクシング大会「ザ・おやじファイト」が11月5日、新宿FACEで初開催される。メーンは元プロボクサーの三村弘さん(49)。大会運営にも携わる三村さんは不完全燃焼に終わったプロ時代の悔しさを秘め、約25年ぶりにリングに上がる。

写真

大会のポスターを背にシャドーボクシングをする三村弘さん

 両肩の筋肉は盛り上がり、腹はきれいに割れている。シャツを脱いだ体は49歳には到底見えない。「18歳の時より、ボクサーらしい体をしてます」と三村さんは笑う。

 18歳でプロデビューしたが、途中5年のブランクを挟むなど戦績は8戦5勝(2KO)2敗1分け。25歳の若さでリングを去った。それでも「血が騒いでトレーニングは続けていた。ずっと思いがくすぶり続けた」。

 ジムのトレーナーとして指導を続ける傍ら、現役選手とスパーリング。最近まで、タイの公式戦のリングに上がることも模索していたという。

 三村さんは、プロボクシングの大会プロデュースもしている瀬端幸男氏にリングへの情熱をぶつけ、「おやじファイト」開催が動き出した。三村さんはルール作りを任され、運営に全面的にかかわった。

 参加資格は35歳以上でボクシング経験者、またはジムの練習生も参加でき、プロ経験は問われない。試合は3分2ラウンド。ヘッドギア着用で厚い14オンスのグローブも使い、安全面にも配慮している。ジャッジを置き、勝敗もつける。

 大会には約60人が参加予定。対戦相手がおらず今回は参加を見送られたが、68歳からの応募もあったという。「年齢の問題で試合が出来なくても、練習を続けている人もいる。リングに上がる夢を持つ人には、いい場所になる」

 三村さんは本業のDVD制作会社社長の傍ら、朝のロードワークを欠かさない。打たれた時を想定し、わざと目を回した状態でまっすぐ走るなど、実戦に向けたトレーニングを続けている。

 対戦相手は新松戸高橋ジムの高橋保久会長。58歳ながら元東洋ランカーの強敵だ。「若い頃はKOじゃなければ勝った気がしなかった。今回もお客さんにとって見応えのある試合をしたい。それが自分のプロ意識です」

ここから広告です
ここから広告です
広告終わり

PR情報


この記事の関連情報


ここから広告です
広告終わり

マイタウン(地域情報)

asahi.comに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。 Copyright The Asahi Shimbun Company. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.