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勢いなく「のまれる感じ」 連覇途切れた日本剣道2006年12月11日14時28分 追う者の強みと追われる者の弱み。それが見事に表れた。 出だし、今年の全日本選手権を制した内村が2本勝ちしても、勢いに乗れない。高鍋は「無理に(1本を)取りに行かなくてもいい場面。状況判断を含めて力不足だった」。追いつかれた。 続く寺本は反則による1本も含めて2本奪う。それでも、前回大会経験者は言う。「日本が危なくなったら、観客の大波にのまれる感じ」。その危惧(きぐ)は当たった。中田は相メンで旗が1―2に分かれる微妙な判定もあり、2本負けを喫した。 勝負がかかった大将戦。「日本の大将は、世界の大将。どんなプレッシャーにも勝たないと」。そう話した清家だが、メンを奪われると、「気持ちが先走ってしまった」。コテを決められ、勝負は決した。 準々決勝と準決勝でオーダーを入れ替え、それが的中した米国の四海正志監督は「全日本選手権などを見学し、一人一人について研究した結果」と明かす。一方、日本は初戦からオーダーの変更はない。「日本のベストの選手。一度決めたら、崩すことはない」と日本の梯正治監督。日本は王者としてオーソドックスに戦い、それだけでは勝てない時代になった。 26歳の内村は誓った。「悔しさを1秒たりとも忘れない」。この日が日本の新たな出発点だ。
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スポーツコラム
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