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KID効果皮算用、最終日のみ有料 レスリング全日本
2007年01月07日12時15分
入場無料で開催されてきたレスリングの全日本選手権(26〜28日、東京・駒沢体育館)が今回、最終日だけ有料になる。総合格闘技で人気の山本KID徳郁の出場で、観客動員が見込まれるためだ。日本レスリング協会は「総合格闘技のファンにもレスリングの面白さを見てもらえる絶好の機会」と期待している。
99年全日本選手権フリースタイル58キロ級で2位に入ったKIDは、総合格闘技HERO’Sのミドル級初代世界王者。昨年7月、レスリングに復帰して08年北京五輪の出場(フリー60キロ級)を目指すと発表した。父はミュンヘン五輪代表の郁栄氏で、姉美憂と妹聖子はともに元世界選手権覇者だ。
全日本選手権は、レスリング女子が五輪種目に決まって人気が出てきた01、02年にも有料で行ったことがある。しかし観客は思ったほど動員できなかった。有料にすると体育館の使用料が上がるため、その後は従来の無料に戻していた。
KIDが参戦する今大会を、協会側は競技普及のチャンスとみる。KIDの写真を中心に置き、「山本KID徳郁参戦」とうたった大会ポスターは、例年の500部から2000部に増やした。大会プログラムも例年の2倍の1000部作製した。
昨年までNHKが最終日だけ放映していたが、今大会は日本テレビが3日間とも放映する。日本協会は、KIDの男子フリー60キロ級と、アテネ五輪金メダリストの吉田沙保里(綜合警備保障)が出場する女子55キロ級を有料の最終日に行う日程を組んだ。A席2000円、B席1000円のチケットは12日に発売開始だ。
日本協会の福田富昭会長は「すべてのスポーツでプロとアマの境界がなくなりつつあり、ファンは頂点を極めるハイレベルの戦いに引きつけられる。(KIDの参戦を)いいPRの機会にしたい」と話している。
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