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「ママでも金」谷始動 来月復帰向け公開練習
2007年03月20日11時37分
ママになったヤワラちゃんが来月、2年ぶりの復帰戦を迎える。柔道女子48キロ級の谷亮子(トヨタ自動車)が19日、福岡市内で練習を公開、「コンディションはすごくいい」と全日本選抜体重別選手権(4月7〜8日、福岡国際センター)に向けて自信をみせた。果たして出産の影響はあるのか、日本ではまだ珍しい「ママさん選手」の戦いぶりに注目が集まる。
 公開練習後、報道陣の質問に答える谷亮子
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母校の福岡工大城東高で公開練習した谷は、地元の高校生や大学生らとともに1時間余り汗を流した。激しい動きの中で足を飛ばし、大内刈りや大外刈りなど多彩な技を披露。力強く練習相手を持ち上げて投げ飛ばす場面もあった。
ブランクを感じさせない動きに「本格的な練習は今日からスタートした。でも休んでいる間、柔道は一日も頭から離れたことはない。久しぶりという感覚はなく、充実感がわいてきました」と笑顔を見せた。
05年末に出産し、2〜3カ月後にジョギングを開始。10日ほど前から約40分のランニングを始めたという。「常にできる限りの運動はしていた。子供をだっこしながら屈伸するなどの『育児トレーニング』です」と谷。
全日本柔道連盟の吉村和郎・強化委員長は「谷は当日に帳尻を合わせてくる。体調によって柔道を変えられるところにすごさがある」と話す。大会まで3週間しかないが、調子は上げてきそうだ。
谷は「一番の不安は試合当日の授乳」と話す。いまでも夜中に3回授乳し、日中も4時間おきに母乳を与えている。一方で「精神面、体力面の不安は全くない」。体重も現在49キロまで落ちており、柔道着はアテネ五輪時と全く同じサイズだ。
出産によって、競技力に変化はあるのか。日本陸上競技連盟の医事委員で、女性スポーツ医学に詳しい埼玉医科大の難波聡医師は「胸が大きくなって俊敏性が失われることや、夜中の授乳で睡眠不足になることは考えられるが、出産するだけで筋力が落ちるようなことはない。母乳によって失われる栄養分も、補給すれば問題ない」と話す。
出産後も1カ月以内にはランニングやウエートトレーニングが再開できるという。日本で出産しても続けている選手が少ないのは「競技を続ける環境など、社会的な理由がほとんどだ」としている。
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91年 15歳で世界選手権に初出場、3位
92 バルセロナ五輪で銀メダル
93 世界選手権で初優勝
96 アトランタ五輪で銀メダル
00 シドニー五輪で悲願の金メダル獲得
03 世界選手権6連覇を達成
プロ野球オリックスの谷佳知外野手と結婚
04 アテネ五輪で連覇
05 12月に長男佳亮(よしあき)くんを出産
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