夏にロンドン五輪がある「オリンピックイヤー」が始まった1日、柔道とレスリングの有力選手が、東京・味の素ナショナルトレーニングセンターで合同練習をした。
女子は、柔道の選手がレスリングのトレーニングメニューに挑戦。男子は、レスリングの選手が柔道の練習に参加し、寝技の稽古などに励んだ。日本レスリング協会の福田富昭会長と全日本柔道連盟の上村春樹会長が親しいことから、お互いの選手らに刺激を与えようと企画した。
レスリング女子55キロ級で五輪3連覇を目指す吉田沙保里(ALSOK)は、「相手を引っ張りながら投げる動きが多い柔道選手に比べて、自分たちは引く力が弱いということが自覚できた。金メダルという同じ目標を持つ選手たちと練習ができ、幸せだった」。柔道女子48キロ級で世界選手権2連覇中の浅見八瑠奈(コマツ)は、「吉田選手の動きに無駄がないことが勉強になった。自分は辰年(たつどし)なので、いい一年にしたい」と話していた。