任期(2年)満了に伴う日本相撲協会の理事選挙が30日、東京・国技館で行われた。力士出身の理事定数10に対して12人が立候補。北の湖、貴乃花(いずれも元横綱)両親方らが当選した。投票後の理事会では、満場一致で北の湖親方(58)を第12代理事長に選出した。
北の湖親方は、2008年に相次いだ不祥事で引責辞任して以来の理事長復帰で、再登板は史上初となる。
相撲協会は、来年11月末に申請期限を迎える、新制度に基づく公益法人への移行に向け、年寄名跡(親方株)の管理など組織をどう改革するかといった課題を抱える。北の湖理事長は記者会見で、「ファンが何を考えているか、外からの声に耳を傾ける」と抱負を述べた。また、退任した3人の外部理事らについても、後任の人選を進める意向を示した。