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2012年2月16日5時47分

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雪のグラウンド、沸き立つ湯気 女満別、甲子園へ磨き

写真:雪上で紅白戦をする女満別の部員たち。ラインはグラウンド整備用の土で引かれている=北海道大空町拡大雪上で紅白戦をする女満別の部員たち。ラインはグラウンド整備用の土で引かれている=北海道大空町

図:女満別高校の場所拡大女満別高校の場所

 阪神甲子園球場で3月21日に始まる第84回選抜高校野球大会(日本高野連、毎日新聞社主催、朝日新聞社後援)に21世紀枠で初めて出場する女満別(めまんべつ、北海道大空町)。流氷押し寄せるオホーツクから甲子園の土を踏むのは、春夏通して実に40年ぶりだ。人口8千人余りの厳寒の町は、練習に励む部員と、地域を挙げて応援準備を進める町民の熱気に満ちてきた。

 4日午前11時。雪のグラウンドで紅白戦が始まった。早朝は零下20度だった寒気は日中の日差しで緩んだが、それでも0度。大きな声を出してプレーする部員の背中から湯気が立ち上る。「準備運動をしっかりやるから寒くないです」と平田悠人主将(2年)。原林章部長(46)も「夕方、ダイヤモンドダストの中で練習をすることもありますからね」。日差しがあればむしろ「暖かい」のだ。

 グラウンドの除雪は保護者らがトラクターで協力、約10センチの圧雪に固め、部員がグラウンド整備用の土でバッターボックスなどのラインを引く。「白線」ならぬ「茶線」だ。

 冬に紅白戦を始めたのは昨季から。足を滑らせて球を捕りそこねる部員もいるが、平田主将は「(滑ることを)できないことの言い訳にはしない」。部員からは「雪国のハンディ」といった言葉は聞かれない。2004、05年の夏の甲子園で連覇をした駒大苫小牧なども採り入れており、基礎体力づくりが中心の冬季も試合感覚を磨く。

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