2009年5月25日20時42分
日本相撲協会の横綱審議委員会が25日、東京・国技館で開かれた。夏場所で初優勝した大関日馬富士が高く評価されたが、来場所の綱とりについては議論にならなかった。鶴田卓彦委員長(元日本経済新聞社社長)は記者会見で、初場所が8勝、春場所が10勝だったことを踏まえ「じゃあ次に、とはならない」と話した。「2場所連続優勝かそれに準ずる成績」との横審の内規通りに昇進できるかどうかは「内容を観察しないと。かなり高いレベルが求められる」との考えを示した。
立ち合いの変化で勝った11日目の稀勢の里との取組についても批判が相次いだ。内館牧子委員(脚本家)は報道陣に「上を目指す人間なら、あれはだめ」。鶴田委員長も「真正面からぶつからないと」と注文をつけた。
会合では、魁皇、琴光喜、千代大海ら8勝止まりのほかの大関陣や、場所直前にゴルフをした白鵬、朝青龍、日馬富士らに厳しい意見が出た。