【ポルトベッキオ(仏)=酒瀬川亮介】6月29日に開幕した世界最高峰の自転車ロードレース、第100回ツール・ド・フランスに日本人選手でただ一人出場している新城幸也(チームヨーロッパカー)は、緑のチームジャージーでなく、各国の王者に許される「ナショナルチャンピオンジャージー」で戦っている。
開幕のわずか1週間前、新城は大分県にいた。23日の全日本選手権ロードに出るためだ。チーム首脳の反対を押し切った強行軍。圧勝してタイトルを獲得し、その夜、ツールのメンバー入りが決まった。
「かっこいいですね。僕がじゃなくて、ジャージーが」。29日の開幕直前、新城は冗談も交えるリラックスぶり。大きな日の丸を腹と背に描いたジャージーを着て、誇らしげだ。30日の第2ステージでは首位と1秒差の12位に入るなど、順調に滑り出した。
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