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野球特待生平均約5人、20人超も2校 暫定措置初年度

2009年7月4日2時49分

写真:会見する日本高校野球連盟の奥島孝康会長(左)と西岡宏堂・特待生問題研究委員長会見する日本高校野球連盟の奥島孝康会長(左)と西岡宏堂・特待生問題研究委員長

 日本高校野球連盟(奥島孝康会長)は3日、今年度から3年間の暫定措置として認めた野球特待生について、実際に採用された1年生は406校、計2109人と発表した。1校あたりの平均は5.19人で、「1学年5人以下」とするガイドラインにほぼ沿う形となった。一方、6人以上を採用した高校も91校に上り、最多は21人で1校、20人も1校あった。

 奥島会長は「多くの学校にガイドラインを守ろうという姿勢が見えた。同時に従わない学校もはっきりした。試行期間後は制裁を科すことも検討したい」と話した。

 日本高野連に対して野球特待生を採用予定と申告していたのは硬式が428校、軟式が3校だった。このうち今回の調査で採用人数をガイドライン内の1〜5人としたのは315校。25校は採用数を「0人」と報告した。

 また、必須とした中学校長の推薦書が得られなかったという報告が2校からあり、日本高野連は引き続き全日本中学校長会に理解と協力を求めていく。

 日本高野連は来年秋に、今回入学した野球特待生の動向について報告を求める。同様の調査を年度ごとに実施し、12年度の生徒募集時までに、野球特待生制度について最終結論を出すことにしている。

     ◇

 ■高校野球特待生制度 野球の技能優秀者に対し、入学金や授業料などを優遇する制度。日本学生野球憲章で禁じられているが、07年のプロ野球裏金問題をきっかけに存在が表面化。同年5月の日本高野連の調査では384校の計7971人に上った。日本高野連は同年11月、09年度から3年間の暫定措置として条件つきで容認。採用にあたって募集要項の公開や中学校長の推薦書を義務付け、「1学年5人以下が望ましい」とのガイドラインも定めた。

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