プロ野球のオーナー会議(議長=宮内義彦オリックス・オーナー)が10日、東京都内のホテルであり、統一球を公表しないまま仕様変更していた問題については現在調査中の第三者委員会の報告を待って対応することを確認した。第三者委の最終報告書は9月末までに提出される見込みで、次回のオーナー会議が開かれる9月19日に報告を受けるなどして議論する。
加藤良三コミッショナーは会議の冒頭、統一球問題について謝罪。各オーナーから意見が出たが、この日は議論が深まらなかったという。第三者委の委員3人も出席したが、あいさつのみで退席した。楽天の三木谷浩史オーナーは「第三者委の報告を待ってからというのが12球団の総意。慎重に対応したい。反発係数とかテクニカルな話だけではなく本質的な議論をしてほしいと要望した」と語った。
会議後の記者会見で、加藤コミッショナーは「各オーナーのご意見は拝聴した。第三者委の調査に協力する」と語り、自身の責任については「気持ちは一貫して変わっていない」と改めて辞任の意向がないことを示した。
この日はコミッショナーの選任方法についても議論したが、各球団で意見が分かれており、結論は出なかった。今後は実行委員会で選任方法案を作成し、9月のオーナー会議で再度議論する予定。来年6月末で任期が切れる加藤コミッショナーは「後任にすばらしい人を選ぶため協力したい」と語った。
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