国際オリンピック委員会(IOC)のジャック・ロゲ会長は10日、電話による記者会見を開き、2020年夏季五輪開催を目指す東京、イスタンブール(トルコ)、マドリードによる招致レースについて、「3都市の差はほとんどなく、接戦になるだろう」との見解を示した。
ロゲ会長は東京について「警備と財政、運営面での保証を提示している。津波(東日本大震災)の大災害が起きた後、多大な努力があった」と評価した。イスタンブールは地理的条件を生かして欧州とアジアの懸け橋になること、マドリードは開催準備が整っていることを挙げ、「異なる三つのビジョンが示された」としたが、3都市の優劣を比較することは避けた。開催地は9月7日のIOC総会で委員の投票により決定し、ロゲ会長は投票権を持たない。
また20年五輪の中核競技から外れ、追加競技の1枠を争うレスリングについても言及し、「国際連盟は組織改革を行い、分かりやすいルールに変えた。彼らはよくやっている」と話した。(時事)
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